やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

【不眠症】怖くて飲めない

不眠の症状が出るようになってから3か月近くがたちました。

職場を離れてから、だいぶ夜中起きてしまうことは減りましたが、まだ起きてしまう日は続きます。



しかも、酒を飲むと「寝れなくなる」という症状は日増しに顕著に…。
先日は、その対策を以下の記事で紹介しました。
夜の酒をやめることにします。 - やまのてのブログ
飲まずにいるために「夜を減らす」 - やまのてのブログ


ところが、つい先日、早々にやってしまいました。
友人の結婚式があったのですが、昼の披露宴で飲んだ後、夜中まで飲み続けてしまったのです。
するとどうでしょう、その夜一睡もできないではありませんか。
これには焦りました。


帰宅は午前1時ころで、そこから風呂に入ってから、床に就いたのですが、いつになっても眠気がやってきません。
暗い部屋の中でだんだん寝れない焦りが、全然関係のない不安を膨らませます。
どんどんどんどん胸が苦しくなり、頭が締め付けられるようになってきました。
午前5時ころには妻が起きてきましたので、私もそのタイミングで起きることに。
酒の酔いはそこまで残っていませんでしたが、ここまで寝れなくなるのかと愕然としました。


それからは、まったく飲む気がしません。


妻がワインを飲んでいても、怖くて飲めない。
棚には飲みかけのアーリータイムズが残っているけど、全然気にならない。
「怖い」という感情は、対象と距離を保つのに、大変役立つようです。


いつこの怖さになれるのかはわかりませんが、しばらくは怖がりながら酒と付き合えればと思います。



ところで寝れなかった夜、いいことを知りました。
どうも、不安で苦しいとき、胸に手を当てているとかなり楽になるのです。
この方法は、糸井重里さんが記事を書いているのを昔見たのですが、ふと思い出し、真似してみました。

簡単ですが、信じられないくらい効果的です(個人差はあるかもしれませんが)。



今のところ、酒さえ飲まなければ通しで朝まで寝れるようになってきました。
どうにかこの調子でお盆を乗り切りたいと思います。


飲まずにいるために「夜を減らす」

いろいろあって仕事をしばらく休んでいると、なかなか日常のリズムを維持するのが難しくなります。
ストレスを酒で紛らわすと逆に辛い - やまのてのブログ
普段から家事や育児にいそしむ奥様方からすれば「だったら手伝え」と怒られそうですが、いきなり違う環境に放り込まれると、人間思ったようにはふるまえないものです。


また、家事や育児を手伝っても、どうしても「すき間」の時間が生まれます。
一体この時に何をすればいいのだろう?とわからなくなる。
(いや、何かやるのですが、「これやってていいのか?」と不安になるのです)
このわからなさや不安に、すっと「アルコール」や「糖分」が潜り込んできます。
気が付くとウイスキー(最近はアーリータイムズ。これがうまいんだなぁ…)を飲んでいたり、スナック菓子を一袋空けていたりなどなど、どう考えても心身に対して今一番やっちゃいけないことをやってしまっているということが出てきます。


こりゃいかんぞと思い、座禅でもやることに。
ということで『座禅のすすめ』と題する本を買ってみました。

心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ (幻冬舎文庫)
心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ (幻冬舎文庫)
幻冬舎
Digital Ebook Purchas

この本の面白いのは、「別に座禅なんてしてもなんにもならないよ。でもやってみては」という不思議なロジックが一貫されていることです。
これまでの本は「頭がクリアになる」とか「人間関係が楽になる」といった効用が示されていましたが、そういうのをバッサリと切り捨てます。
(ただ、結果としていいことが起きてしまう可能性は否めない、と著者は言っていますが)


「やっても無駄だよ」と言われてしまうと、ついやってしまいたくなるのが人情というもの。
考えてみれば、体に良くないことをするのはだいたい夜なので、どうにか夜を減らす方向で習慣を作るのに合わせて、座禅も生活に組み込んでみることにしました。


ということで、最近のスケジュールはこんな感じ。

5:00起床→座禅、掃除

6:00洗濯、朝食

7:30~18:30自由→夕飯、風呂

20:30ストレッチ

21:30座禅→就寝

こうすると、夕飯以降何もできずに寝ることになります。
少し寂しい気持ちもあるのですが、体的にはこれがいい。
なんたって寝れます。
正直座禅自体は体が硬くて足が組めず、椅子に座ってやるものの「これでいいんか?」という煩悩まみれですが、とりあえず夜を減らすことには成功しているように思います。


また、メンタル不調の影響か不眠で朝早く起きることがまだあるのですが、このスケジュールなら、座禅や掃除の時間を増やせばいいので、「まだ寝てなくちゃ…」という焦りが減ります。
というか上の本を読むと修行僧が全然寝てなくて、寝なくてもいいんだなぁと思えます。
ということで、不眠症の方にもおすすめの本であり、おすすめできる生活リズムかと思います。


前回の記事で夜の酒をやめると書きましたが、それも実践しやすくなります。
夜の酒をやめることにします。 - やまのてのブログ



そのほか、座禅、瞑想系の本であれば、以下の本も面白かったですよ。

金閣寺・銀閣寺の住職が教える 人生は引き算で豊かになる
金閣寺・銀閣寺の住職が教える 人生は引き算で豊かになる
文響社
Digital Ebook Purchas
人生が豊かになる 禅、シンプル片づけ術
人生が豊かになる 禅、シンプル片づけ術
河出書房新社
反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
KADOKAWA/中経出版
都市と瞑想 日常こそが最高の瞑想空間!
都市と瞑想 日常こそが最高の瞑想空間!
BABジャパン

書籍については、合う合わないが多分にあると思います。
どうせ無駄なのですから、いいとこどりでゆるくいきましょう


夜の酒をやめることにします。

職場の異動に伴い不眠症となり、酒を飲むと寝れない・早く起きてしまう、という症状が出るようになりました。

ストレスを酒で紛らわすと逆に辛い - やまのてのブログ


その後、職場をしばらく休むことになり現在療養中ですが、体調が少し整ってきたので、つい飲んでしまう日が続いておりました。
(趣味の山登りの本を買ったら、皆楽しそうに酒飲んでるんだもんなぁ)

PEAKS特別編集 最新版 みんなの山道具[雑誌] エイムック
PEAKS特別編集 最新版 みんなの山道具[雑誌] エイムック
エイ出版社
Digital Ebook Purchas
ふたりソロキャンプ(1) (イブニングコミックス)
ふたりソロキャンプ(1) (イブニングコミックス)
講談社
Digital Ebook Purchas


そうしたら、お酒の効果がてきめんに出てきます。
仕事上の懸案事項もないのに、寝れないし、目が覚める。
つまり、ストレスがどうのこうのではないということですね。


ということで、しばらく夜飲みをやめようと思います。
じゃぁ昼飲みはいいの?となりますが、昼はOKとします。
なぜなら、昼は基本的に飲みたいと思わないし、代謝されてしまえば眠りには作用しません。


私はもともとカフェインも効きやすい体質のようで、15時以降にコーヒーを飲むと、夜眠れなくなります。
ということで、お酒も15時までにしてしまえ、ということなのです。


こうすれば、どうしても飲みたい予定は昼に設定をすることができそうです。
まぁ、気が乗らなければ飲まないのもありでしょう。


とにかく、眠りに作用しないように気を付けて飲む、という方針を打ち立てて、これがどれくらい効果的かをしばらく見てみたいと思います。


そういえば最近ノンアルコールビールも飲んでない

職場異動をしてから、不眠が続き、おかげで怖くて飲めない日が続いております。
ストレスを酒で紛らわすと逆に辛い - やまのてのブログ


気がつけば、飲まないのが普通になってきておりましたが、そういえば最近ノンアルコールビールも飲んでいないことにふと気が付きました。
以前は毎日飲んでいたのに、ここのところお茶と水ばかり飲んでいます。


多分飲めば美味しく飲むんでしょうが、最近はなんだか、サイダーとかコーラとか、甘いもののほうを飲みたい気持ちが強いのです。
(とはいえあまり飲みませんが)
不眠対策でコーヒーを飲まなくなったからなのか、それとも心因性の体調不良があるためなのか。


いずれにしても、人の嗜好や習慣というものは、案外すんなり変わってしまうもののようですね。
考えてみれば、あれほど悩んでいたお酒との付き合い方も、今では全然気にならないし、これまで気になっていなかった職場での働き方は、休職希望という形で目も当てられない状況になってしまっている。
(興味のある方は↓からどうぞ)


まあ人生万事塞翁が馬。
楽あれば苦あり。
捨てる神あれば、拾う神あり。


あんまり深く考えずに、ゆるく行きたいものですね。
(それがなかなか難しいのですが)

1年半ぶりに外で酒を飲む

ついに飲んでしまいました。職場の先輩と。
そして、案の定飲みすぎてしまいました。


でも、飲まずにはその先輩とゆっくり話せない。
(話せても深刻な方行に行くばかりの上に、具体的に話せない)
そして、話すことでしか、今は身が守れないと思い、英断。
二日酔いにはなりましたが、一人現状を理解してくれる人ができました。


別に業務が軽くなるわけでもないのですが、気持ちが全然違います。
現状をわかってくれる人がいれば、相談もしやすい。
といっても仕事をぶった切られているから業務相談はできないのですが。
でも、そうは言ってもそうやって自分の現状を知る人を増やすことが今の所有効そうな手段なのだ。
実際、これまでその上司に潰された人たちは、周りに相談できる人がいなかったのではないかと思えるのです。


幸い、私には相談できる上司が何人かいるので、今よりもひどくなったら、そうした人に相談できる。
自分なりに、そうした安心できる要素を集めていくことが大切なのではないかと思っています。


そのためには、多少の酒は仕方あるまい。
仕事で潰れるか、酒で潰れるか。
私は仕事で潰れるのを防ぐためなら、酒で潰れてもいいと思います。
(そりゃ酒に頼らずに丸く収まるならそれが一番ですが・・・)