やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

苦しいときほどとにかく手を動かす。難しければとにかくつぶやく。

先日坂口恭平さんの『よみぐすり』(東京書籍)を読み、改めて手を動かすことを意識せなならぬと思いました。


よみぐすり
よみぐすり
東京書籍


私たちのような「ぐるぐる考えやすい人種」はそうやって意識をそらせてやる術をいくつも開発し、実践し、継続していくことで生きやすくなると思えます。


手を動かしている間は、考えないで済みます。


ただ、やっぱりいつでも手を動かせるというわけでもありません。


ぐるぐる思考は、トイレでも、通勤中でも、読書中でも語り掛けてくるからです。


そういう時には、瞑想を行って呼吸に意識を向けるのがいいんじゃないかなぁと頭では思うのですが、なかなか実践するとなると難しいもの。


そこで私がおすすめしたいのは、「つぶやく」こと。


この「つぶやく」というのは、ツイッターでのツイートのことではありません。


本当に生身の人間の口から言葉を出すことを意味します。


人間はどうも、言葉を発しているときは意識して深く考えることができないようです。


つぶやいている内は、浮かんできた思考も捕まえられずに流れていきます。


この性質を利用して、とにかく何でもいいからつぶやく。


つぶやくことがなければ「つぶやくことがない」とひたすらにつぶやいていく。


そうやってつぶやいていくうちに、徐々におなかの重たい感じがなくなってきて、もっといいことをつぶやきたい気持ちになってくるので、そしたらいい言葉をつぶやく。


別になんでもよくて、自分が言ってもらったら嬉しい言葉を自分につぶやいてあげるイメージがおすすめです。


もしもっといい言葉がないかなぁと思われたかたは、沢瀬直太朗さんの書籍を読んでみるとしっくりするものが見つかるかもしれません。


なぜその言葉を唱えるだけで折れない自信が身につくのか?
なぜその言葉を唱えるだけで折れない自信が身につくのか?
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