やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

酒の代わりの趣味①【音楽編】

年明けから年20日以内の飲酒日で抑えるべく、酒のない人生の再構築を試みております。
その一つの方策が「音楽を嗜む」。
今年の目標「飲酒、年間20日以内」 - やまのてのブログ
酒のない人生を再構築する - やまのてのブログ


私の場合はアーティスト毎におおよそ1枚のアルバムを聴きまくるスタイルが高校生のあたりから確立されております。
テレビやらラジオやらのきっかけで知った曲の入ったアルバムを借りてきて、飽きるまでひたすらリピート・シャッフル・リピートします。
こうすると何がいいかというと、何年か後にそのアルバムを聞くとよく聞いていた時期の記憶がありありと蘇ってきて時間を潰せるのです。
1枚で2度美味しい聞き方と言えるかもしれませんね。
(ただし、ほかのアルバムを聴くとその記憶が上書きされそうな気がしてなかなか深堀ができないという面もあります)


そんなわけで極論すれば私にはアルバムが一つ分入る音楽プレイヤーがあればすみます。
といっても10年前ならいざ知らず、今はどんな音楽プレーヤーでも最低2GBは容量があるので正直なんでもいいのですが、ランニングもすることからクリップ式のMP3プレーヤーを愛用しています。

TRANSCEND TS8GMP350B

TRANSCEND TS8GMP350B


以前はiPad shuffleを使ったり、iPod nanoにクリップカバーをつけたりして使っていましたが、どちらも洗濯してしまいこれがクリップ式の三代目です。


もうじき使い始めて3年ほどになるでしょうか。
昨年クリップが壊れてしまい、電源も持たなくなってきているのでそろそろ買い直したいのですが、どうも生産が終了しているようなので自分を騙しながら使い続けています。
メーカーとしては、スマホやイヤホン自体にMP3プレイヤーが組み込まれ他製品も出ているこの時代、単純なMP3プレイヤーを出し続けるのは難しいのかもしれません。
これも時代ですかね。


とはいえ、軽いし防水だしWMAも聴けるしファイル管理も直感的にできてラジオやフィットネスモードもついてる結構使えるやつなのです。
ということで今のところは変える気にならないというのが本音です。
でも本当はAppleWatchとBluetoothイヤホンのセットに乗り換えたい気持ちもあるのですが(かっこいいから)、腕時計をするのが嫌いなのと充電忘れの機会増加を懸念して躊躇しています。


プチ贅沢をば

これからは“酒の代わりの贅沢な時間を過ごすために音楽を嗜む”というミッションがあるため、より良い音質で楽しむのがいいと思い新しいイヤホンを買いました。


当初はSHUREというメーカーのイヤホンを買おうかと思っていたのですが、色々試聴したり調べた結果、ゼンハイザーのイヤホンを買うことに。

ゼンハイザー プロフェッショナルモニタリングイヤホン IE 40 PRO CLEAR 【国内正規品】
ゼンハイザー プロフェッショナルモニタリングイヤホン IE 40 PRO CLEAR 【国内正規品】
ゼンハイザ―
Musical Instruments

使ってみると、なかなかいいですよこれ。
普通のイヤホンで全然聞こえていなかった音がたくさん見つかって、これまで聞いてた曲たちがこんなにも工夫されていたのかと驚きます。


不思議なものでこれで聞いた後に安いイヤホンで聴くと、安いイヤホンでもその音を見つけることが出来るんですよね。
ということは、イヤホンの性能よりも、聞くときの“姿勢”が問題なのでは…?と思ったりもしますが、楽しいからOKです。


こんな曲を楽しんでます

 特にイヤホンを変えてからいいなぁと思ったのが、ポルカドットスティングレイというバンド。



ポルカドットスティングレイ「エレクトリック・パブリック」MV


どの曲を聴いてもわかりにくい形で憎い工夫を凝らしていて聴くのが面白い。


後は最近の曲だとネクライトーキーの『誰が為にチャカポコは鳴る』とかYOASOBIの『夜を駆ける』とかも楽しいです。
早くアルバムがTSUTAYAで出ないかと心待ちにしています。



ネクライトーキーMV「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る」/ NECRY TALKIE - CHAKAPOCO

YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE


意外なおまけ

ちょっといいイヤホンを買ったことをきっかけに、最近はYouTubeで色々聴き漁ったりしているのですが、そうすると妻や友達とのおしゃべりが盛り上がったりします。
そうやっておすすめの意見交換をしあったりってのは金もかからず楽しくて、しかもちょっといいイヤホンで一緒に楽しめたりして、ご機嫌な感じです。
そんなわけで、わりかしいい趣味を選択できたように思えております。

酒のない人生を再構築する

先日『上を向いてアルコール』という本を読みました。

上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白
上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白
ミシマ社

著者は小田嶋隆さんというコラムニストで、元アルコール依存症患者。
これがなかなか面白くて、酒をやめたい人には一読を勧めたいと思いました。


酒をやめる方法というか、「どうして酒をやめられないか」をスッと飲み込める気がします。


さて「どうやったら酒をやめられるのか?」。


結論を言ってしまえば「酒のない人生を再構築するしかない」ということだそうです。
つまり、これまで酒と一緒にやってきたものをすべて捨てる、ということ。
・野球を観ながら飲んでいたなら、野球を捨てる。
・ロックを聴きながら飲んでいたなら、ロックを捨てる。
・映画を観ながら飲んでいたなら、映画を捨てる。
・行きつけの酒場があるなら、酒場を捨てる。
・酒でつないでいた人間関係なら、その人間関係を捨てる。
 (場合によっては、友人も捨てなくてはならない)
こうやって捨てていき、でも自分の中に捨てた意識を持ちつつ生きていく必要がある。
このことを著者は4ldkの家で2ldkのように暮らすと表現していました。
なるほど、確かに酒をやめるのは難しそうだ。


とまぁ酒とかかわるものすべてを捨てるのが難しくても、いくらかできる範囲でやれることがないかと思えるといいですよね。
私の場合は、大体夜に飲みたくなっちゃうので、寝るまでの1時間から2時間をどうつぶすか、ここがポイントと思えます。
ということで酒の代わりに以下のようなことをできないかと考えています。
(ポイントはたぶん数。多ければ多いほど、飽きにくいはず…。
 とにかく”酒を飲まないこと”を飽きないことが肝要だと思うのです)


 ①音楽を聴く
 ②本を読む
 ③アニメを観る
 ④自転車
 ⑤筋トレ・ランニング
 ⑥…


だめだ、このくらいしか思いつかない…。
まぁ、ひとまずはこれらを楽しみつつ、新しい遊びも徐々に追加していけばいいでしょう。
とりあえず、とりあえず。

ステイホームで餃子を包む。
安くて美味くて食べ過ぎます。

敵は酒ではなくピリピリ【1】

早々に飲んでしまった…。これでカウント1。


おとといの夜、本麒麟350mlを2本飲んでしまいました。
原因ははっきりしていて、妻との諍いでイライラしたからです。
実はその前夜から妻は不機嫌で、少し不穏な空気が漂っていたのですが、それが改めて爆発した感じです。
こちとら仕事して帰ってきてから、育児して、家事して、そのあとスーパーに買い出しに行ったのになにが「スーパーいってる間(お前が出かけたせいで子どもが騒いでて)大変だった」だよ。
だったらお前日中に行っとけや、これ以上どないせいゆうねん、という感じ。
(まぁ妻の言い分もたくさんあるのでしょうけれど)


いろんな断酒の本にファイトオアフライト(戦うか逃げるか)という心理状態で酒を飲んではいけないと書いてあったのは重々承知の上で、「二度と夜にスーパーにはいかない!」と怒りながら宣言した後に、コンビニへ走ってしまいました。



自分はどうも人のピリピリを感じやすいようです。
そしてそのピリピリを酒で紛らわすのが楽という認識を持ってしまっているようだ。
安易だ…。


しかし、これって治るんだろうか。
極力家庭を円満に保とうと頑張ってきたけど、それが限界となると自分の内面をどうにかしていかなくてはならないとも思えます。
とまぁ言うのは簡単だけど、できれば苦労しないわけで。


残はあと19。
だいじにいこうぜ。

今年の目標「飲酒、年間20日以内」

2021年が始まりました。
あけましておめでとうございます。


昨年は外での飲酒が規制緩和され(外では飲酒の規制がされてましたが)、年末に向けて飲まない日がどんどん減っていくという一年でした。
(まぁメンタルを守るために飲んだのだから、仕方あるまい)
増えていく酒代を抑えるべく10月以降は酒のストックがどんどん増えていき、12月の後半はそれらの消費で飲酒カウントを稼いでしまいました。
結局ブラックニッカの4リットルは飲み切れずに1/3ほど捨てましたが。


不思議なもので、酒ってのは飲めば飲むほど自己嫌悪が強まるのに、それに合わせて飲みたい気持ちが強まるのです。
普通は「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というように、嫌いなものってのはかかわるものも嫌いになるのに、酒は違います。
嫌なのに、やめられない…つまりは依存ですね。


というわけで、年明けを機に心機一転・一念発起、今年は「飲む日を設定する」というこれまでと逆の発想で飲酒を減らしていきたいと思います。
というのも、やっぱり飲まないわけにはいかない機会というのがそこそこあり、それを許せる体調と心理状態といういくらか舐めた状況だからです。
そんなことから今年は「ゆるふわ断酒年間」とし、飲酒する日を年間20日以内にしたいと思った次第です。


ちなみに「20日」という数に意味はありません。
大体月に2回くらいかなぁ~2回もないかぁ~…という軽い感じで決めました。
(ざっくりGWに2回、夏休みに2回、冬休みに2回、その他月1回くらい?で計18回くらいに収められると理想ですね)
あまり根を詰めるとそのせいで飲みたくなりそうなので、今年1年は飲んじゃった日の振り返りを行うことで来年の課題を掘り出していく、ってあたりを目指したいと思います。


とりあえず年明け2日・3日は飲まずに過ごしました。(元旦は飲みましたが、私的にはノーカウントです)
なんか今年は結構いい感じで行けそうな気がしています。


初くら寿司。

イカでスタート。

【不眠症】怖くて飲めない

不眠の症状が出るようになってから3か月近くがたちました。

職場を離れてから、だいぶ夜中起きてしまうことは減りましたが、まだ起きてしまう日は続きます。



しかも、酒を飲むと「寝れなくなる」という症状は日増しに顕著に…。
先日は、その対策を以下の記事で紹介しました。
夜の酒をやめることにします。 - やまのてのブログ
飲まずにいるために「夜を減らす」 - やまのてのブログ


ところが、つい先日、早々にやってしまいました。
友人の結婚式があったのですが、昼の披露宴で飲んだ後、夜中まで飲み続けてしまったのです。
するとどうでしょう、その夜一睡もできないではありませんか。
これには焦りました。


帰宅は午前1時ころで、そこから風呂に入ってから、床に就いたのですが、いつになっても眠気がやってきません。
暗い部屋の中でだんだん寝れない焦りが、全然関係のない不安を膨らませます。
どんどんどんどん胸が苦しくなり、頭が締め付けられるようになってきました。
午前5時ころには妻が起きてきましたので、私もそのタイミングで起きることに。
酒の酔いはそこまで残っていませんでしたが、ここまで寝れなくなるのかと愕然としました。


それからは、まったく飲む気がしません。


妻がワインを飲んでいても、怖くて飲めない。
棚には飲みかけのアーリータイムズが残っているけど、全然気にならない。
「怖い」という感情は、対象と距離を保つのに、大変役立つようです。


いつこの怖さになれるのかはわかりませんが、しばらくは怖がりながら酒と付き合えればと思います。



ところで寝れなかった夜、いいことを知りました。
どうも、不安で苦しいとき、胸に手を当てているとかなり楽になるのです。
この方法は、糸井重里さんが記事を書いているのを昔見たのですが、ふと思い出し、真似してみました。

簡単ですが、信じられないくらい効果的です(個人差はあるかもしれませんが)。



今のところ、酒さえ飲まなければ通しで朝まで寝れるようになってきました。
どうにかこの調子でお盆を乗り切りたいと思います。