酒のない人生を再構築する
先日『上を向いてアルコール』という本を読みました。
著者は小田嶋隆さんというコラムニストで、元アルコール依存症患者。
これがなかなか面白くて、酒をやめたい人には一読を勧めたいと思いました。
酒をやめる方法というか、「どうして酒をやめられないか」をスッと飲み込める気がします。
さて「どうやったら酒をやめられるのか?」。
結論を言ってしまえば「酒のない人生を再構築するしかない」ということだそうです。
つまり、これまで酒と一緒にやってきたものをすべて捨てる、ということ。
・野球を観ながら飲んでいたなら、野球を捨てる。
・ロックを聴きながら飲んでいたなら、ロックを捨てる。
・映画を観ながら飲んでいたなら、映画を捨てる。
・行きつけの酒場があるなら、酒場を捨てる。
・酒でつないでいた人間関係なら、その人間関係を捨てる。
(場合によっては、友人も捨てなくてはならない)
こうやって捨てていき、でも自分の中に捨てた意識を持ちつつ生きていく必要がある。
このことを著者は4ldkの家で2ldkのように暮らすと表現していました。
なるほど、確かに酒をやめるのは難しそうだ。
とまぁ酒とかかわるものすべてを捨てるのが難しくても、いくらかできる範囲でやれることがないかと思えるといいですよね。
私の場合は、大体夜に飲みたくなっちゃうので、寝るまでの1時間から2時間をどうつぶすか、ここがポイントと思えます。
ということで酒の代わりに以下のようなことをできないかと考えています。
(ポイントはたぶん数。多ければ多いほど、飽きにくいはず…。
とにかく”酒を飲まないこと”を飽きないことが肝要だと思うのです)
①音楽を聴く
②本を読む
③アニメを観る
④自転車
⑤筋トレ・ランニング
⑥…
だめだ、このくらいしか思いつかない…。
まぁ、ひとまずはこれらを楽しみつつ、新しい遊びも徐々に追加していけばいいでしょう。
とりあえず、とりあえず。
ステイホームで餃子を包む。
安くて美味くて食べ過ぎます。