やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

飲まずにいるために「夜を減らす」

いろいろあって仕事をしばらく休んでいると、なかなか日常のリズムを維持するのが難しくなります。
ストレスを酒で紛らわすと逆に辛い - やまのてのブログ
普段から家事や育児にいそしむ奥様方からすれば「だったら手伝え」と怒られそうですが、いきなり違う環境に放り込まれると、人間思ったようにはふるまえないものです。


また、家事や育児を手伝っても、どうしても「すき間」の時間が生まれます。
一体この時に何をすればいいのだろう?とわからなくなる。
(いや、何かやるのですが、「これやってていいのか?」と不安になるのです)
このわからなさや不安に、すっと「アルコール」や「糖分」が潜り込んできます。
気が付くとウイスキー(最近はアーリータイムズ。これがうまいんだなぁ…)を飲んでいたり、スナック菓子を一袋空けていたりなどなど、どう考えても心身に対して今一番やっちゃいけないことをやってしまっているということが出てきます。


こりゃいかんぞと思い、座禅でもやることに。
ということで『座禅のすすめ』と題する本を買ってみました。

心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ (幻冬舎文庫)
心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ (幻冬舎文庫)
幻冬舎
Digital Ebook Purchas

この本の面白いのは、「別に座禅なんてしてもなんにもならないよ。でもやってみては」という不思議なロジックが一貫されていることです。
これまでの本は「頭がクリアになる」とか「人間関係が楽になる」といった効用が示されていましたが、そういうのをバッサリと切り捨てます。
(ただ、結果としていいことが起きてしまう可能性は否めない、と著者は言っていますが)


「やっても無駄だよ」と言われてしまうと、ついやってしまいたくなるのが人情というもの。
考えてみれば、体に良くないことをするのはだいたい夜なので、どうにか夜を減らす方向で習慣を作るのに合わせて、座禅も生活に組み込んでみることにしました。


ということで、最近のスケジュールはこんな感じ。

5:00起床→座禅、掃除

6:00洗濯、朝食

7:30~18:30自由→夕飯、風呂

20:30ストレッチ

21:30座禅→就寝

こうすると、夕飯以降何もできずに寝ることになります。
少し寂しい気持ちもあるのですが、体的にはこれがいい。
なんたって寝れます。
正直座禅自体は体が硬くて足が組めず、椅子に座ってやるものの「これでいいんか?」という煩悩まみれですが、とりあえず夜を減らすことには成功しているように思います。


また、メンタル不調の影響か不眠で朝早く起きることがまだあるのですが、このスケジュールなら、座禅や掃除の時間を増やせばいいので、「まだ寝てなくちゃ…」という焦りが減ります。
というか上の本を読むと修行僧が全然寝てなくて、寝なくてもいいんだなぁと思えます。
ということで、不眠症の方にもおすすめの本であり、おすすめできる生活リズムかと思います。


前回の記事で夜の酒をやめると書きましたが、それも実践しやすくなります。
夜の酒をやめることにします。 - やまのてのブログ



そのほか、座禅、瞑想系の本であれば、以下の本も面白かったですよ。

金閣寺・銀閣寺の住職が教える 人生は引き算で豊かになる
金閣寺・銀閣寺の住職が教える 人生は引き算で豊かになる
文響社
Digital Ebook Purchas
人生が豊かになる 禅、シンプル片づけ術
人生が豊かになる 禅、シンプル片づけ術
河出書房新社
反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
KADOKAWA/中経出版
都市と瞑想 日常こそが最高の瞑想空間!
都市と瞑想 日常こそが最高の瞑想空間!
BABジャパン

書籍については、合う合わないが多分にあると思います。
どうせ無駄なのですから、いいとこどりでゆるくいきましょう


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