やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

気がつくと知らない家

気がつくと初対面の先輩の車に乗っていた私。
そんな私にさらなる失敗が待ち受けているのだった――というのが前回のお話。
歓迎会後初対面の先輩の車 - やまのてのブログ


就職して1週間、改めて課としての歓迎会が催されました。
まぁ皆さん飲む飲む。
私も当然、飲む飲む。
その会では、ある方から、注がれるときには、杯を開けるのが礼儀とのことをご教示いただき、バカ正直に続けていました。
最近の新人はそんなことも知らないの?的な感じでした。
まぁいい気分ではないですが、新人なので「はい!」って言って飲むわけです。


で、気づくと知らない人の家で寝てました。
頭痛とめまいが酷いのですが、起きてみると同じ課の先輩がそばに寝てました。
要するに、酔っ払って先輩の家に寝てしまったようです。
と言うか、事の真相を聞くと、ベロベロになった自分を家まで先輩ともう一人の同僚の方が運んでくれて(しかもロフトにまで運んだそう)、寝かせてくれたようでした。
また、先輩は、私が急性アルコール中毒になるのを心配して、駐車場の隅で吐かせたのだとか。
命の恩人だったことに今更ながら恩を感じます。
ちなみに、そのことを教えてくれたのは礼儀を教えてくれた方。
回の翌日に、チクチクチクチクやられたのを根に持っているのが本音です。


正直、とんでもないところに就職をしてしまったと思いましたが、案の定その部署(と言うかその、杯を開けることを礼儀と話す人)は、会社の中でも一位二位を争う酒豪で、かつアルハラ・パワハラの長とも言える方なのでした。
古い会社なので、そういう文化がまだ残っているのですね。
あれからもう何年も経ち、私も新人職員とは言えない立場になりましたので、次同じ目にあったら総務部に告発したいと思っていますが、当時新人の私は、とにかく先輩方に気に入られないと仕事なんてできないと思っていたので、がんばっちゃったんですね。
その頑張りが、アルコール依存症予備軍につながるわけです。
結局先輩方との関係構築に依存していたのでしょう。
それは、今だからわかることですが、まぁ一生懸命だったのだと、生温かくまとめたいと思います。
そうすれば、飲み過ぎも多少言い訳がつくでしょう。


新人で頑張りさやんだった私は、まだまだ失敗を犯します。
次は、就職して2ヶ月後のことになります…。


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酒の失敗 - やまのてのブログ


GRDⅣにて。
Cartier銀座店。建物も高貴な雰囲気ですなぁ。
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