やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

管理職になりたい気持ちがわからない

先日職場で管理職に向けた研修会があり、私は平社員なのですが担当者として事前の連絡、準備、当日の運営などを行っていました。


近年はズームを併用するスタイル(ハイブリッドと言う)が増えて、必ず誰か一人配信内容が正しいか(音声が途切れずに届いているか、質問者の声が届くかどうかなどの技術的な)チェックが必要になり私がその役を担っていました。


ここ2〜3年は、そんな感じで管理職に向けた研修会に参加してきた関係で、今管理職の方が置かれている立場というのがどれほど面倒なものかがよくわかります。


私の属している組織の業界は、まぁ割とゆったりしているところではあるのですが、昨今はとにかく部下の扱いが大変そうだという印象です。



困ったちゃんにもちゃんと仕事をしてもらわなくてはならない上に、権利主張をすることが当たり前になってきているので、いちいちそれに配慮、対応をしながら業務を管理することを迫られています。


「部下に休暇や育休の取得を促す」「業務を完遂する」両方やらなきゃいけないのが上司の辛いところだ…って感じなのですが、それでいて超過勤務手当がつくわけでもありません。



もちろん手当がつくので、給与としてはかなり良くなります。


具体的には100万円位は高くなるんじゃないかなと思いますが、全然割に合わないと思います。


超過勤務がついていれば月に5万円で、年間50万くらいもらえるとすると、たかだか50万円くらいのアップにしかならないわけです。


(というかそもそもそんなにお金が必要なのか?という議論もありますが)


これでやれハラスメントがどうとか、改革への対応がどうとか、長時間労働がどうとか、育休がどうとか、そんなことを考えながら働かなくてはならないなんて、とても正気ではないと思います。


幸い私の職場にはまだまだ管理職を目指したいという方が一定数いるので、しばらくは管理職候補には困らない(能力は別として)ですが、世の中的には管理職候補が不足していくんじゃないのかなと個人的には考えています。


ということで、これから更に管理職の手当は増えていくのではないかと思いますし、そうでなくては組織は持たないのではないかと、そんなことを研修を受けながら思いました。



だいぶ散っちゃってますが、青空が映えて綺麗でした。

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