やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

断酒に資する活動の一環としての運動(趣味)

先日、断酒のコツとして、早寝早起きがいいよ!という記事を書きました。
断酒のコツとしての「早寝早起き」 - やまのてのブログ
しかし、それだけでは不十分です。
やはり、酒の代わりの趣味が必要です。
で、私の場合には「読書」を上げましたが、読書ばっかりというのも、なかなかしんどい。
個人的に、読書についてはムラっ気があり、すごく読みたい時期と全然読みたくない時期が交互にやってくるのです。
そうなると、全然読みたくない時期のやることのなさは果てしない様相を呈します。

音楽を嗜むは断酒への一役 - やまのてのブログ


ということで、他にも趣味を持とうということに年始に思い至り、それから「筋トレ」と「ランニング」をまた(これで何度目の再開になるのやら)始めることにしたのです。
そして、断酒を本格化した2月10日からログを取り始め、ようやく2月分が出てきたのでここに整理しておきたいと思います。


2月の実施報告
・筋トレは10回(週平均2.4回)
・ランニングは走った日数16日(週平均3.7回)で、合計94km(走った日の平均は5.875km)

となりました。


反省
筋トレについては、なかなかいい感じで追い込めたと思います。
今月の最後の方でバーベルの有用性に気づいたので、3月は積極的にバーベルを使いたいと思います。
また、ランニングについては、非常に気持ちよく走れており、月合計94kmということでしたが、もっと走れそうな気がしています。
ただ、ここがランニングの恐ろしいところで、どんどんどんどんエスカレートしていってしまうのですね。
(調子に乗ったら多分月200kmはすぐに超えてしまいそうです)
前のランニングブームのときも、私はそうやって走りすぎて怪我をしてやめたのでした。
ということで、来月もこのくらいの月間走行距離を保ちたいと思います。
あんまり走ると筋肥大の邪魔もしますから、”ほどほど”を大切にし、継続を第一に取り組んでいければと思います。
(そうは言っても体脂肪を落としたいと思ったら走りたくなってしまうのも、ランニングの怖いところ)


そういえばバーベルを使いたい、なんて思っていたところに、コロナウイルスの関係でジムが使えなくなってしまいましたので、3月は自重トレーニングが多くなってしまっています。
とはいえ、そのおかげで自重トレーニングもなかなか舐めたものではないことを実感しています。
家族みんなで筋トレ(@自宅)をして楽しい時間を過ごすのも、なかなか悪くないです。
公園も子どもや筋トレお兄さんでごった返してますからね。

断酒一ヶ月(まだまだ白帯)

前回の断酒再開(2月10日(月))から、早くも1ヶ月が経ちました。
断酒1年を振り返る - やまのてのブログ
もう飲まなくていい(方がいい)と思わせるに十分 - やまのてのブログ
今のところ、安定して飲まずにおります。
理由は2つあり、一つは早く寝てしまうということ、もう一点はノンアルコールビールをたくさん買ったので、それで満足してしまうこと、この2つです。

ヴェリタスブロイ ピュア&フリー 330ml×96本 4ケース
ヴェリタスブロイ ピュア&フリー 330ml×96本 4ケース
パナパック
Alcoholic Beverage

大体ノンアルコールビールを飲むのは、風呂上がりに1本という感じで、これだと一日80円程度で済みます。
アルコールを摂れば、少なくても2本は飲むので、だいたい200円。
ちりも積もればといいますが、一日120円の節約なら、月に3,600円、年間で4万円近くも浮くことになります。
その分のお金で好きなものを食べたり、買ったりするほうが個人的には望ましいが故にモチベーションが保たれているのでしょう。
(まぁ浮いたお金でほしいものも特にはないのですが)


しかしながら、本を読んでいて酒を飲む描写なんかがあると、つい「またこんな風に飲む機会はあるのかな」なんて思ってしまいます。
こういう段階では、まだまだ「白帯」なのでしょう。
最近は中江兆民の『三酔人経綸問答』を読みつつ、なんか楽しそうだなぁと思っております。



今週は、友人の結婚式があります。
披露宴は基本的に社交の必要がないので、問題なく飲まずに過ごせるでしょう。
幸いにも、飲む可能性の高い二次会は新型コロナウイルスの関係で中止となりました。
ということで多分飲まずにやり過ごせると思います。


それにしても、この時期に結婚式を予定していた二人には気の毒なことです。
個人的に、中止にしてご祝儀だけ送ってもらう形でいいと思うのですが、貰う側の当人としては気が引けますよね。


早くコロナウイルスの流行が収束して、いつもどおりの日々が戻ってくるのを願うばかりです。

断酒1年を振り返る

断酒から1年が経ちました。
再確認の日【三】 - やまのてのブログ
月並みな言い方ですが、振り返ってみると、あっという間の1年でした。


結果としては、再飲酒回数は18回でした。
全然断酒じゃないよね、というご指摘はこの際棚上げしておいて、「今後の活躍に乞うご期待」と次第を前に進めたいところ。
ちなみに、飲んだ日程は以下の通り。


断酒スタートは2019年2月25日(月)
1.2019年9月7日(土)
2.2019年10月21日(月)
3.2019年10月26日(土)
4.2019年11月23日(土)
5.2019年12月2日(月)
6.2019年12月4日(水)
7.2019年12月13日(金)
8.2019年12月20日(金)
9.2020年1月17日(金)
10.2020年1月22日(水)
11.2020年1月26日(日)
12.2020年1月31日(金)
13.2020年2月3日(月)
14.2020年2月5日(水)
15.2020年2月6日(木)
16.2020年2月7日(金)
17.2020年2月8日(土)
18.2020年2月10日(月)


で、今日に至ります。
直近では2週間ほど断酒できておりますが、多分もうここから飲むことはないと思います(希望)。
もう飲まなくていい(方がいい)と思わせるに十分 - やまのてのブログ


グラフで示してみますと、再飲酒の傾向としては、やはり「飲み始めるとだめ」というのが顕著に現れた感じがします。

9月までの半年間は結構いい調子だったのですが、9月以降は順調に飲む間隔が狭まりました。
原因としては、飲むと飲みたくなるという「酒そのもの」に起因する部分もあるのでしょうけれど、それよりも「モチベーションの維持」にもよる部分が大きいというのが実感です。
そういう意味では心療内科への通院はモチベーション維持には非常に役立ったことが前半の状況から読み取れます。
今考えれば、月5,000円程度の診察費・薬代というのがモチベーション維持に役立つなら、通い続ければよかったかもしれないと思います。
(でも、通院の時間なんかを考えると、やっぱり微妙かもしれません)


ーーー


つい先日までは、この1年を区切りとして、断酒をやめて、機会飲酒にしようと思っている節もあったのですが、それもやめようと思います。
ということで、ようやく1年目が、総括すれば「失敗」にて終わったわけですが、残りの人生40年?位をかけて、なんとか成功と言えるような人生にしていきたいと思うところです。


次はいつ「再飲酒」しちゃうんだろうか…。
縁起でもない事ですが、そのくらいのことを考えてもへっちゃらという余裕をもち続けて行ければと思います。

断酒のコツとしての「早寝早起き」

もう飲まなくてもいい、そう思ってはいるものの、一方で「酒の恐ろしさ」もよくわかっているつもりです。
恐ろしさとは、すなわち「酒は、どんな隙間からも入ってくる」ということです。


ということで、対策が必要なのですが、一番手っ取り早いのは、「寝てしまうこと」だと思います。
私の場合は、夜、すべての家事が終わってから寝るまでの間に飲むのが一般的であり、それが一番リラックスできる飲み方だったため、そこの時間を寝る時間に変えてしまいました。
というこで、最近は22時には寝ています。


そんなに早く寝れるかよ!という声もあるでしょう。
だからこその「早寝早起き」なのです。
とにかく早く起きましょう。
早く起きれば、日中も眠くなりますが、そこを耐えると夜早くに眠たくなります。
私は最近は5時には起きるようにしており、そうすると、夜22時にはもう目がトロントロンになってしまっているというわけなのです。


人によっては、昼酒が好き、朝酒が好き、などあるでしょう。
でも、こっちはかんたんです。
陸の孤島に住めばいいのです。
そうすれば、車やバイク、自転車に乗らなくては行けないでしょうから、飲むこともなくなるでしょう。
こうやって「酒の入り込む隙間」をどんどん潰していくことが大切です。


ただし、「隙間を潰す動機」というものがなくては、ただの徒労に感じてしまうでしょう。
だからこそ、「底付き」という「ありがとう!僕はもう飲まなくていいんだ!」という段階に至ることが重要なのだと思います。


でも、そんなことやったら暇な時間ができて困らない?という声が上がりそうですが、暇ならなんでもやればいいのです。
22時以降に起きていればやっていたのにな、ということをやればいい。
テレビみたいなら、録画しておいたのを見ればいいし、ランニングしてもいい。
なんでもいいのです。
私の場合は、読書の時間に当てています。
まだ少し寒いのが難点ですが、静かで、とても充実した時間になっています。
別に22時以降にやってもいいのですが、朝であれば、酒の入り込む隙間はありませんからね。
しばらくは、この生活を続けていきたいと思っています。
(読んだ本などは、こちらhttps://yamanoteblog.blogspot.com/で紹介しています。よかったらぜひご覧ください)



もう飲まなくていい(方がいい)と思わせるに十分

先日、小さなことが2つ起こり、酒をのむ気が一切なくなりました。
もうじき断酒1年となるところなのですが、その間の飲酒は18回に及びそうです。
最初の半年はうまく行っていたものの、一度再飲酒してしまうと、なかなか間を空けるのが難しくなってしまいます。
先日、そんな折に3泊4日の出張が入り、暇を持て余して連日飲酒をしていた時分に、ことがおこったのです。


一つ目は、リゾートマンションの相続の可能性が急浮上してきたことでした。
そのリゾートマンションは、私の実家からは300kmほど離れており、しかも山の向こう・陸の孤島という立地で、何より問題なのは、毎月2万円の管理費がかかることです。
恐るべきは、このマンションの管理費は、相続放棄しても払わなくてはならないということなのです。
したがって、近くても相続は10年近く先となるでしょうけれど、私が死ぬまでの間およそ30年〜40年は毎月2万円を払い続けなくてはならない。
そうなると、生涯の支出としては、720万円(30年)も乗っかってくる形になります。
いくら生活費を抑えて貯蓄に回していても、これではしょうがない。


そして、そこに二つ目の出来事が起こります。
出来事、と言うか、母の追い打ちというのが正しいでしょう。
母から、まさに上の「生活費を抑えて貯蓄しても、酒を飲んではしょうがない」と指摘をされたのです。
母は、特に私にそれを飲み込ませようとして話した感じではなく、「最近飲んじゃてっるんだよね」みたいな話を振った際に、会話の中で上のことをサラッと言っただけなのですが、えらく内蔵に響きました。
響いたのは、実は、あとになってからで、時系列としては、「母との会話」→「マンションの相続」と話が進むのです。
したがって、マンションの相続を知ったときに、母の言葉(前日)が蘇ってきた、というのが正しい流れになります。


…結局、金でした。
私のモチベーションは。
たしかに酒を飲めば、安くても300円ほど、高いと青天井に飲んでしまいます。
特に、私は飲み始めると、たがが外れて300円では収まらない場合がほとんどなので、だいたい1000円近く飲んでしまいます。
月に4回(週1回)飲んだとして、4000円。
4000円あれば、家族で焼肉ランチにでも行けるでしょう。
そう考えてくると、飲むのがバカバカしくて仕方なくなってしまいました。


これが、2月10日(月)のお話。
連続飲酒が始まって、すぐにビールを6本セットで買ってしまうようになってしまい、そのうちの余っていた2本のビールを片付けた後にコンビニで「よなよなエール」を買ってきて、一人で、みんなが寝静まった家のリビングで、生涯最後の酒として飲みました。
やっぱりよなよなエールは苦味がいいよね、と思いつつも、多分もう飲まなくて大丈夫だという確信を持って、寝ました。


人それぞれ、動機は異なるでしょう。
私は、もともと子どもを叩いてしまったこと、家事が回らないことをどうにかしたくて断酒をはじめましたが、ここに至って思うのは、そんなことよりも「金」のほうが、断酒に強い決意を与えてくれるのだから、誠に自分のゲンキンなことが痛感されます。
まあ、それでもやめ続けられるなら、安いものだとも思いますが。