『ルポ路上生活』(國友公司)が幻想をぶっ潰す
こんにちは、やまのてです。
家計管理をしている方であればみなさん同感だと思いますが、とにかく家賃と教育費がきつい今日この頃です。
俺も賃貸物件を持てば不労所得で教育費も確保できるのに何この格差?エグくね?勝ち組はずっと勝ち組じゃん、って感じです。
しかも物価も上昇しているので、家計はどんどん厳しくなっているというご家庭が増えいていることは想像に難くありません。
教育費は政権が変わればいくらかマシになるだろうと思っています(いつ変わるんだよって話ではありますが…)が、家賃についてはしばらくどうしようもなさそうな感じがします。
ここを切り崩すには、公共住宅の増加か土地の所有にメスを入れなくてはなりませんからね。(おっかないおじさんがうようよ出てきちゃうよ〜)
とまぁ、そういう感じを持ってもう10年以上生活しているので、「ホームレス」という暮らしがとても合理的なんじゃないかと考えていました。
私が愛読してやまない坂口恭平さんも著書の中で路上生活者たちの工夫に満ちた楽しそうな暮らしを紹介しており、あぁこんな風に楽しく暮らせるはずなのに、なんで俺は今も家に縛られて、それゆえに労働に縛られて暮らさなくちゃいけないんだろう、とそんなふうに思えてどうしようもない夜もあったほどです。
しかし、どうもそれは私の誇大妄想だったようです。
國友公司さんの『ルポ路上生活』が、私の膨れ上がった幻想に針を刺してくれました。
現実に生きる路上生活者が誰しも文化的で工夫に満ちた暮らしをしているわけではないという当たり前すぎる現実がそこには記されていました。
雨風に吹かれ、夏は熱気にさらされ、炊き出しを待つ退屈さに耐える様子が克明に。

- ルポ路上生活
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また路上生活者の中にも明確なヒエルラキーがあり、人と人とのトラブルもままある。
炊き出しはそこかしこでやっているから食うには困らないことは確認できたけど、俺がしたいのはそういう暮らしなんだろうか?と疑問に感じました。
いや、多分違う。
そこまでして労働から離れたい気持ちはないので、もう少しマイルドにお金を使わない生活ができないものかなぁという思いに至り、路上生活への憧れが急速に萎んでいくのを感じました。
多分、路上生活に合う人がいて、一方に路上生活が合わない人がいるってことですね(当たり前すぎる)。
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著者の文は読みやすくて時折ジョークも効いており、純粋に学んだことを共有してくれている感じがしてよかったです。
ファンになっちゃいました。
続いて『ルポ西成』と『ルポ歌舞伎町』も読んでみたいと思います。

- ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活
- 彩図社
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- ルポ歌舞伎町
- 彩図社
- 本
以下感じた事。
- ギャンブル依存症の人が多すぎる(生活保護が賭博に流れてまた回収されてるから意外と納税してる感じがした)
- 年金受給者が7割というのは意外だった
- 隅田川にベースを持つのは特別な事例だった
- 炊き出しは炭水化物中心の雰囲気→1時間でも働いて、安くてもいいから自炊した方が良さそう
- 多摩川はのどかそうだ
- とにかく夏が暑そう
- 水筒買えばいいのになぁ

