渋谷ハロウィーンでの禁酒

2019/05/14 18:51

各種媒体で、渋谷でのハロウィーン時の禁酒についての報道がされていました。
■渋谷ハロウィーン、路上禁酒へ　放尿・建物破壊…悩む街：朝日新聞デジタル

すでに区では2月からハロウィーン検討委員会を設置して対応を検討していたそうです。
最後の方では一般の方が「禁酒は厳しい」と嘆いていますが、仕方ないのではないか？というのが私の認識です。
実際昨年は軽トラックを横転させるなどの暴挙も置きましたし、いたるところでハプニングが起きたと報道されていました。
何もしないというのは自治体からすればありえない対応ですし、法的根拠がなければ警察も動けないでしょう。
したがって、大変当然な成り行きのように思います。

ただ騒ぐだけでも迷惑なのに、一般の通行人（地域住民を含む）が絡まれる可能性も高まるわけです。
そんな治安の悪い状況を放っておいていいわけないではありませんか。
何より近隣の住民の安全性を考えたならば、一時的に遊びに来るやつの権利を優先するなど言語道断です。

であればもう少し柔らかいルールでできないか？という声もあるでしょうが、
おそらく警察だって全員の呼気をチェックするわけには行かないでしょうから、あくまで有事の際の強硬措置をとるための法的整備となるのではないでしょうか。
極論をいえば、家で買ってきて、山手線で飲んで渋谷に来た人間は止めようがないはずです。
だから、前回の軽トラ横転のような制止する必要のある事態に迅速にかつ躊躇なく対応ができるように進めているのでしょう。

すでに鎌倉や逗子では導入されているようです。
したがって、そんなに法的整備は難しくないと思われます。
ちなみに鎌倉市の条例では、罰則はなくても、退去命令はできるのだとか。
■鎌倉市議会、海水浴場マナー条例改正案を可決　入れ墨露出など禁止事項に　神奈川 - 産経ニュース

今後の動向を注視したいと思います。