やまのてのブログ

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ベイビーステップでルーティンのハードルを下げることが積み上げるコツ

先日、『「ただやる」ように自分を持っていく』という記事を書きましたが、こちらについてもう少し掘り下げたいと思い、書いていきます。


ということで、今日は佐藤伝さんの『なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」』(佐藤伝、ディスカヴァー・トゥエンティワン)に関する内容をもう少しご紹介。


なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」(ハンディ版)
なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」(ハンディ版)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
Digital Ebook Purchas


この本では、習慣にしたいことをとにかく小さく分けることが推奨されています。


どんな偉業でも、大変な困難でも、私たちは自分にできることをちょっとずつ、ちょっとずつやっていくしかない、ということです。少し専門的に表現するなら、「スモールステップよりさらにブレイクダウンし、赤ちゃんが歩くくらいのベビーステップが大切」 と言えます。ベビーステップを続けることが、高い壁を粉砕する破壊力を持つわけです。

私たちに必要なのは、昨日より今日、0・1%の成長をすることです。そして、それを続けること。「毎日、英語を2時間勉強しよう」と心に決めても、翌日、もしくは数日のうちに「体調がイマイチ」「残業が続いて……」と挫折してしまうのが目に見えています。  それよりも、 たった0・1%の成長を続けること。「昨日より、ほんのちょっとイイ気分で目覚めたかも」「今日はストレッチをしたから、昨日より少し身体がほぐれているな」「英語を5分勉強した」「1行だけ日記を書いた」という程度です。  正直、1日単位で見ると、あってもなくても影響がなさそうなくらいの成長ですが、これを続ける、つまり習慣にしていく。 たった0・1%でも、694日後には、今日より2倍の成長という大きな成果になっています。


私たちは何かを習慣化するときに、ついつい理想を高くしがちで、故にそれが続かず、挫折することも多いものです。


そこで本書はとにかく小さいステップで進めていくことを奨励します。


これには2つ理由があると私は思っていて、1つは「継続がしやすいこと」、もう一つは「始めてしまえば結構捗ってしまうこと」です。


何かを積み上げる時には、とにかく「継続が力」になります。


毎日5分の習慣を続ければ、1ヶ月で2時間半、1年で30時間となります。


30時間もあれば、かなりのことが学べるはずです。


また、慣性の法則のように、人間も動き出してしまえば波に乗ることがかなり多くあります。


ランニングをしている人は、走り出すまではやる気が出ないけど、走り出したら気づくと10km走っていたなんてこともあるのではないでしょうか。


こんなふうに人は始めてしまえば結構乗ってしまう性質があるので、とにかく始めてしまうことが大切なんですね。


そのために「始めるハードルを下げる」ベイビーステップが重要となり、このベイビーステップが習慣化を楽にし、最終的に積み上げることを楽にしてくれる、ということだと私は理解しています。


では、どんなふうに日々の中にルーティンを作っていくのか?


それについては、まさにあなた次第です!


…なのですが、近い内に私の例を書いてみたいなぁと思っています。




桜が散っていました。
あと2ヶ月もすれば、梅雨が来て、また暑い夏がくるのですね。

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