やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

有意義病(0)

いついかなるときも、ためになることをしなくてはならず、時間を無駄にすることは、それだけで罪であるかのような認識を持つ病気。
それが有意義病である。
本当にそんな病名があるわけではない。


向上心は大切だ。
しかし有意義病の背後にあるのは、進歩がなければ、食い物にされるという不安である。
実際にそうなるかどうかは定かではない。
大体そういうことを言う大人たちが、平日の帰宅後にどんな生活をしているか考えてみるといい。
彼らの多くが普通に生活しているということはつまり、有意義な暮らしを目指さなくても、そんなに不自由しないということではないか。


向上心は、金になる。
それは書籍代であり、お茶代であり、セミナー代などなどである。


向上心をなくすとどうなるのだろうか?
多分どうにもならないだろう。
ただ向上心がわかない分野で淡々とした対応をするだけだろう。
例えば仕事をイメージしてみる。
淡々と仕事をする人は成長しないのか?
答えは否だと思う。
向上心を持ち続けるなんて、そんなに長くは持たないだろう。
だから、6割くらいで長く続けるのがいいんじゃないかな?
向上心よりも、継続のほうが力になると思います。
だから、あまり向上心を求めてほしくない、ということを思うのです。


何人にも、誰彼に向上心が足りない、などと評価する権利はない。
なぜなら向上心なんて見えるものではないからだ。
見えるのは結果と態度だけだ。
ただし、どちらも向上心と関係があるかどうかは、本人にもわからないのではないか。
ましてや他人の上司にわかるものか。


向上心を奮い起こして有意義なことに取り組むなんて馬鹿なことはやめて、自分が楽しめることをするのがいいのだ。
1日の三分の一は、仕事を頑張っているんだから。



あまりの寒さに焼酎のお湯割りを飲んでしまう。
明日は早く寝よう。

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