やまのてのブログ

酒を飲んだら飲まれちゃうからなんとか飲まずに過ごしたい。

断酒二ヶ月

断酒後、二ヶ月が経ちました。
特に大きな変化もありません。
最近はちゃんと薬を各食後に飲んでおりますので、飲酒欲求もありません。
地味です。
地味故に、前の記事ではないですが、薬を飲まなくても、大して変わらないような気持ちがどんどん拡大してきます。
【四診】レグテクトの継続について - やまのてのブログ


「何かをする」ということは、単発で非常に楽です。
具体的に行動をするだけですから(成功するかどうかはべつですが)。
一方で、「それをしない」というのは、なかなか大変です。
しないということを継続する必要があるためです。
人は刺激に慣れていく生き物ですから、同じ状態にあることをだんだん飽きてしまうものです。
私の場合には、「薬を飲む」「診察に行く」という行動は、簡単に実行できました。
しかし、「酒を飲まない」ということは、最初は「酔わない」体験が非常に面白おかしくいのですが、それをすぎるとあとは「ただ飲まないだけ」という感じで、非常に単調になってきます。
要はマンネリ、中だるみということになるのでしょうか。
モチベーションの維持が難しい。


しかも、日本の場合、至る所に酒の影があります。
職場ではお酒の話が飛び交いますし、本を読んでも酒を飲む描写が結構出てきます。
買い物でも酒コーナーがしきりに「買えよー買って飲んじゃえよー」と語りかけてきている気になりますし、テレビを見れば美味しそうにビールを飲む美男美女。
電車に乗れば爽やかなチューハイの中吊りに、金曜の夜ともなれば、エチルアルコール臭が車両中に漂います。
これは結構辞めたい人にはしんどいものがある気がしますね。


ちなみに、海外だと、上記のようなところに規制を敷いている国もあります。
具体的には、酒はこの時間でないと買えない、CM等でお酒を扱うことを制限する、公共の場で飲んではいけない・酔ってはいけない、などなど。
そうした規制の多い国というのは、過去に酒害で大きな被害を受けた国が多いのだとか。
日本人は遺伝的な体質として「飲めない」人が多いため、アルコールに超寛容な社会でも、それほど国家として甚大な被害にはなりません。
しかし、世界規模で見たときには、「飲めない」体質は少数派であり、「飲める」(あるいは「飲めてしまう」)人ばっかりの国が多く、そうした国での酒害は甚大です。
国としても、厳しい対策を実施することで、損害を抑えたいということの現れなのでしょう。


私たちが当たり前のように楽しんでいる(?)花見も、そうした国の酒好きから見たら「極東ジパングのパラダイス」という印象なのかもしれません。
酒飲みの天国として、日本の観光立国を方向づけるのも、経済的には悪くなさそうですね。
でも、町中が酒臭いのは勘弁願います。
あと、酔っぱらいばっかだと、治安も心配ですね。
やっぱり規制しましょう。
花より酒 - やまのてのブログ

GRDⅣにて。
ナガミヒナゲシ。
今年も至る所に顔を出し始めましたね。
繁殖力が強いから駆除すべしって聞いたことがありますが、見た目がきれいでもったいない気がします。
こればっかりってのも嫌ですが。
その他のGRDⅣの作例はこちら→やまのて写真館

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